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【ミライづくりブログ】SMO南小国 未来づくり事業部に所属するコーディネーターたちの、日々の活動を紹介していきます。
2023-09-13

阿蘇ブランドを売り込むバイヤー募集!地域包括型営業で地域貢献しませんか?【キックスタートキャンプ2023プログラム紹介】

※本プロジェクトの募集は、2023年10月6日をもって応募受付を終了しました。ご応募ありがとうございました!


【キックスタートキャンプ2023】の募集プロジェクトについて、複数回に分けてご紹介していきます。

今回は、南小国町で30年以上、有機農業と地産地消の農家レストランを営む [ あっぷるみんとハーブ農園 ] のプロジェクトです!

寄付額9億円達成。その裏で人気謝礼品が直面する “継承者問題” とは?

九州の熊本県・阿蘇地域にある、南小国町は、豊かな自然と良質な温泉、清らかな水に囲まれた小さな里山の町です。

南小国町は自然と調和した「きよらの郷づくり」を基本構想として掲げ、この町に住む多様な人たちの役割を大切に「住みたい」「住んでてよかった」と思える、まちづくりを目指しています。

豊かな地域資源が生み出す特産品と強いブランド力を武器に、観光客やふるさと納税寄附者で繋がるファンやリピーターが多くいる南小国町。

その一方で、特産品をつくる生産者は、高齢化に伴って世代交代に迫られる事例が増えており、商品を購入してくれる固定のファンがいるにも関わらず、今後商品を提供できなくなるかもしれない「事業承継問題」を抱えています。

「待っているお客様がいるのに、いつ商品を作れなくなるかわからない。」

この問題を受けて、南小国町では、まちづくり公社・SMO南小国を始めとした様々な外部パートナーと連携して、オンラインショッピングサイトの立ち上げなどを進めていますが、まだまだ手が足りないのが現状です。

阿蘇ブランド力 × 地域包括型営業で事業継承に悩むまちを救う

すでに地元の物産館や、ふるさと納税の返礼品として売り出しているものの、さらに多くの販路の種類を持つことで、流通ルートが分散され、生産も安定的にできるのではないか?

例えば、人気の町内商品を預かって、様々な売り先を自由に飛び回って紹介してくれる。そんな地域密着型の営業マンがいてくれたら、阿蘇がもつブランド力を誇りに良い商品を作ろうと奮闘する町内の生産者たちも、よりよいものづくりに専念できるのではないか?

9億円の寄付額と、年間100万人の観光客来訪を支える南小国町の観光ブランドを武器に「南小国のセールスパーソン」として、売り込むことに専念して活動する方を募集します。

初めは、まず町のことや町民のこと、町内産品のことを知っていただくために、生産体験を含めて活動します。

また、すでにある販路や流通ルートの営業に回りながら、インターネットでの通販事業(EC)も含めた、新たな市場の開拓に向けて調査を進めていただきます。

営業プラン(町内での仕入、売り先への納入の仕組み等)を検討し、実行に移しながら確実な事業に成長させ、プロジェクトの目処とする3年後を見据えて、阿蘇ブランドのバイヤーとして活躍できるよう、収入源にしていくための計画も立てていきます。

本プロジェクトのポイントは、販路を拡大するだけに留まらず、阿蘇ブランドの可能性を信じて、自由な発想でバイヤーとして活躍いただくことで、既存の町内産品生産者の事業継続と、これからチャレンジしようとする町民の助けになるような事業を目指していく点です。

南小国を代表するセールスパーソンとして新たな市場を開拓してくれる方を募集!

南小国町「あっぷるみんとハーブ農園」経営で農家歴30年以上の梅木正一さんが地域パートナーとしてサポートします!

■こんな方にオススメのプロジェクトです!■

◇その土地にしかないお土産や特産品が好き!
◇どんな人がどんな想いを込めて作っているのか生産者に興味がある!
◇「もっと売れるはずなのに」「もったいない」と埋もれた地域の魅力を発掘したい方!
◇卸や営業の経験はあるが自分のアイディアを活かしたチャレンジをしてみたい方!
◇仕入れや販売の経験はなくてもOK!サポート環境あり◎

■具体的な活動内容■ ※相談しながら決めていきます

―1年目:とにかく町に馴染むことを優先したい。様々な事業者や町民を紹介し、交流を促す。地域パートナーである「あっぷるみんとハーブ農園」の製品の製造現場(生産・加工・販売)を体験してもらい、町内産品が製造されている現場のイメージを持ってもらう。

―2年目:定期的なミーティングで定着に向けた課題も聞いていく。業務では、協力隊なりの営業プランをもとに、実施できるように他の生産者にも協力を仰ぐ。

―3年目:事業の収益性が定着の鍵になると考えている。協力隊が望む生活プランと事業プランを実現するために一緒に取組む。

■活用できるリソースとサポート環境■

・阿蘇地域農産加工品協会に参加。近隣地域の生産者さんと交流をしつつ、様々な事業スタイルを知るための人脈づくり
・県主催の農業アカデミー6次産業コースに参加(年数回)。農産加工品製造の基礎を学べ、6次産業化アドバイザーから商品開発や販売方法についての話を聞く機会の提供
・ネット販売で手本となるような事業者への視察、勉強会などの依頼
・各地で開催されるマルシェや展示会、各地の物産館、販売店に足を運ぶ。可能であれば現場を手伝って情報を収集
・南小国町の物産館やふるさと納税との連携

・定期ミーティングでの課題ヒアリングやディスカッションができる相談&マネジメント体制
・南小国町で暮らすために必要な生活情報や町営住宅等の住居支援

◉採用後の制度と条件◉

  1. 報酬費 …… 228,200 円/月 および 243,400 円/月 ※13 カ月目以降
  2. 活動費 …… 400,000 円/年
  3. 勤務時間・休日休暇 ……【起業型の場合】自己管理のため規定無し【新規事業型の場合】事業パートナーと相談の上で決定
  4. 待遇・福利厚生 …… 所得税の源泉徴収有/所得税の確定申告有/国民健康保険および国民年金に加入/雇用保険は雇用契約ではないため加入不可/災害補償は自己で加入
  5. 副業・兼業 …… 活動に影響のない範囲であれば可能

プロジェクトに応募するには?

この募集プロジェクトにご興味がある方は、キックスタートキャンプのプログラムへのエントリーが必要です。

エントリーはこちらのWebフォームからお申し込みください☞〈申込フォーム〉 ※2023年10月6日に応募受付を終了しました。

お申込み確認後、運営スタッフからメールにて応募受付完了のご連絡をさせていただきます。

◉留意事項◉
本プロジェクトでの採用選考に参加する方には、SMO南小国と南小国町が共同で実施している地域特化型の採用選考プログラム「キックスタートキャンプ」への参加を必須とさせていただいております。

地域での新しい働きかたを見つける上で、私たちが重要だと考える2つのこと――①現地を体感してもらうこと ②主体性をもっていただくこと――

この2つを採用に参加される皆さまにも体感していただくために、採用までの過程には、地元の企業や風土を感じられる現地面接や、思考ワークショップを「キックスタートキャンプ」というプログラム名称で取り入れています。

✉質問・相談はこちらから✉

株式会社SMO南小国 未来づくり事業部 <キックスタートキャンプ担当者宛>まで、メールにてお問い合わせください。
メールアドレス:mog@smo-minamioguni.co.jp

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