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【ミライづくりブログ】SMO南小国 未来づくり事業部に所属するコーディネーターたちの、日々の活動を紹介していきます。
2022-09-15

自ら耕し、自ら伝える。阿蘇の大地で半農半PR~新規就農コーディネーター募集【キックスタートキャンプ2022プロジェクト紹介】

※本記事で募集しているプロジェクトは、2022年10月7日をもって応募受付を終了しました。ご応募ありがとうございました。

【留意事項】受付終了以降のお申し込みはお受けいたしかねます。また募集企業への直接連絡はご遠慮ください。


【キックスタートキャンプ2022】の募集プロジェクトについて、複数回に分けてご紹介していきます。

今回は、南小国町役場 農林課さんのプロジェクトです!
※本記事の内容は、Wantedlyの掲載と同様です。

南小国町の農業について

九州の熊本県・阿蘇地域にある、南小国町は、豊かな自然と良質な温泉、清らかな水に囲まれた小さな里山の町です。

南小国町は自然と調和した「きよらの郷づくり」を基本構想として掲げ、この町に住む多様な人たちの役割を大切に「住みたい」「住んでてよかった」と思える、まちづくりを目指しています。

自然の恵みが豊富な阿蘇地域の農業は、酸性で養分が乏しく元来農業には不向きである火山性土壌を、長年かけて改良してきた歴史があります。また阿蘇の人々は、四季を通じて「野焼き」「放牧」「採草」により草原を人が管理することで日本最大級の美しい草原風景を維持してきました。

標高が200~900mと高低差が大きく、年平均気温は11~14℃で気候は冷涼であり、年間降水量は県内平坦地の1.5倍といった涼しい気候風土を活かした米や多様な野菜の生産も行われています。

==「農家」と「町」を繋ぐ 新規農業コーディネーター見習いを募集します!==

◇南小国町役場の農業担当者と二人三脚で進めるプロジェクトです!
◇農業未経験OK!農業が好き、興味がある方を受け入れる研修制度あり◎
◇地域のこと、農業のことを時間をかけて理解してもらうサポート環境あり◎

プロジェクトの背景

  • 秋を迎える阿蘇の絶景スポット・大観峰
  • 阿蘇の大草原でのびのびと暮らす「あか牛(うし)」

――― 農業を始めたい人のハードルになっている「敷居の高さ」新規就農者と町を繋ぐ “パイプ役” が必要!

コロナ禍によって増えたローカル移住や二拠点生活で、自家栽培やレンタル農園など、農業経験がない人が農業に関心をもつ傾向が増加しています。
一方で、農業を始めたい人が第一歩を踏み出すとき、最初の障壁になるのが「農家の知り合いがいないので誰に相談したらいいかわからない」問題。

南小国町では、新規就農者を増やす取り組みとして、毎年さまざまな施策を打っていますが、農家の収入や生活スタイル、年間の過ごし方など「南小国町で農家として暮らすこと」のイメージを明確に表せていないため、就農相談会に来ていただいた方が移住・定住につながらず離れていってしまう厳しい現状が続いています。

求めている人物像

==農業 × 南小国町 × ライフスタイル を体験しながら魅力発信しませんか?==

今回募集するのは、南小国町で農業を始めたい方向けに、阿蘇で農家を営むライフスタイルのイメージをさまざまな形で発信するためのサポート役「農業コーディネーター見習い」です。

将来は、一人前の農業コーディネーターとして活躍してもらうことを目標に、南小国町が全力でサポートします!
農業コーディネーターとして活動する上で大切なのは、何よりも人とのコミュニケーションです。そのため、農業が好き・興味がある方であれば、農業経験が無くても問題ありません。

どうすれば新規就農者が南小国町で楽しく農家として暮らすことができるのか?
そのためにはどんな情報や機会が必要なのか?だれ・どこと繋がるのが良いのか?
就農希望者にとっての「案内人」として、また阿蘇の農業の魅力を伝えるPRパーソンとして、町の農家との「架け橋」になる仕事=農業コーディネーターを目指してくださる方を求めています!

■サポート環境■
・町や農業のことを理解していただくために最初は時間をかけて研修を行います
・南小国町役場の農業担当者がパートナーになり着任当初から町に親しめるようサポートします
・いきなり農家さんのもとへ行くのではなく町と連携する「循環型農業のモデル農園」で農業の基礎を学んでいきます

こんなことやります

■具体的な活動内容■ ※相談しながら決めていきます
・着任当初の3ヶ月は町の連携農園で週3~4日程度の農作業をします(農園管理、野菜栽培、収穫など)
・農作業がない日は町役場の農業担当者との打ち合わせを行い、学んだことや得た知識をまとめる時間を設けます
・ご自身で学ぶだけではなく、町内の協力農家とも連携しながら農業に関する体系的な知識を習得していきます
・その後の半年間は協力してくださる農家さんのもとで週3日程度農作業の手伝いをしながらそれぞれの違いを学びます
・農業の閑散期の冬季は新規就農者のヒアリングを行い、モデルケース作成に取り組んでいきます
・2年目以降は新規就農者へのモデルケース作成に取り組みながら、農業担当者と共に新規就農相談会などのイベントに出席します
・若手農家の会「4Hクラブ」への参加体験や農家の方の寄り合い、毎年春の始まり頃に実施される阿蘇の野焼きにもご参加いただきます

◉採用後の制度と条件◉

  1. 報酬費 …… 228,200 円/月 および 243,400 円/月 ※13 カ月目以降
  2. 活動費 …… 400,000 円/年
  3. 勤務時間・休日休暇 ……【起業型の場合】自己管理のため規定無し【新規事業型の場合】事業パートナーと相談の上で決定
  4. 待遇・福利厚生 …… 所得税の源泉徴収有/所得税の確定申告有/国民健康保険および国民年金に加入/雇用保険は雇用契約ではないため加入不可/災害補償は自己で加入
  5. 副業・兼業 …… 活動に影響のない範囲であれば可能

プロジェクトに応募するには?

この募集プロジェクトにご興味がある方は、キックスタートキャンプにぜひエントリーをお願いいたします。(応募締切:2022年9月30日 → 10月7日に締切延長)

参加のお申込みはこちらから☞〈申込フォーム〉 ※2022年10月7日にご応募受付を終了しました。

お申込み確認後、運営スタッフからメールにてご連絡させていただきます。

◉留意事項◉
本プロジェクトでの採用選考に参加する方には、SMO南小国と南小国町が共同で実施している地域特化型の採用選考プログラム「キックスタートキャンプ」への参加を必須とさせていただいております。

地域での新しい働きかたを見つける上で、私たちが重要だと考える2つのこと
―― ①現地を体感してもらうこと ②主体性をもっていただくこと――

この2つを採用に参加される皆さまにも体感していただくために、採用までの過程には、地元の企業や風土を感じられる現地面接や、思考ワークショップを「キックスタートキャンプ」というプログラム名称で取り入れています。

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