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【ミライづくりブログ】SMO南小国 未来づくり事業部に所属するコーディネーターたちの、日々の活動を紹介していきます。
2021-03-15

4か月半の南小国生活を終えて

皆さん、こんにちは!
未来づくり事業部の(でした)田原 直弥です。

『Working Vacation in ASO』にて。

昨年の夏に行われた『Working Vacation in ASO』(以下、ワーバケ)に参加し、その後、再び未来づくり事業部のスタッフとして南小国町を訪れてから4か月半。
ワーバケの頃は暑かったですが、それ以降の南小国は九州感が全くなく、ひたすら寒かった記憶がありますが、それもいい経験になりました!

人の支えがあって、小国郷のことを知って、地域のパワーを感じながら活動できたこの4ヶ月半。
2月14日をもって活動を終えましたので、今回はその振り返りをしようと思います。

未来づくり事業部での、様々な活動

この期間は、ミライづくり起業塾の運営・中学校での教育活動・小国郷スポーツ活動推進や少年サッカーのコーチとしての活動など、いろいろと行いました。

それぞれを詳しく書くと長くなるので、簡単に紹介します。

●ミライづくり起業塾の運営

ミライづくり起業塾は、日常では会えないメンター陣から、パッションやロジックなど、多くを学んだ時間でした。

メンターの一人、高橋 大就さんからの「好青年か!」という“いじり”に上手く反応できず…悔しかった~(笑)。
プログラム中は、参加された方々の熱量から、自分も押し上げられるような感覚でした。

運営側としての私の担当は、プログラムをスムーズに進行するために気を配る役割。
中でも一番話し合ったのは、地域人材育成を担当する前田さんでした。

「この部分、どうしたらいいですか?」という相談から、「これについてどう思う?」という前田さんからの問いに、自分の考えを整理して。

熊本市で開催した起業塾の説明会で、参加者が1人もいなかったときは、「これはやばいな…」と話しながらも、2人とも開き直って将来のビジョンを語ったこともよく覚えています。
(結果、多くの方々にご参加いただきました!)

いろいろありましたが、一つの大きなプロジェクトに関われてよかったです!

起業塾期間中、前田さんは思考を巡らせ、田原はくつろぎ、徳丸さんは無心で食べる(笑)

●スクールサポートスタッフ

 コロナ感染防止対策として校内のアルコール消毒を行いながら、中学生の学習補助をするという業務。

学習補助をするというより、されるというか…。
自身の過去の学習記憶を取り戻すために、サポートは生徒と一緒に授業を受ける(寄り添う?)スタイルで頑張りました(笑)。

もう一つの役割として、来年度から新・学習指導要領になる関係で始まる、技術科のプログラミング教育の体験授業に挑戦しました。

「プログラミングって何だ?」というところからのスタートでしたが、学校の先生もお忙しい中協力してくださり、なんとか2,3年生へ伝えることができました。

「これからの時代、新しいものがどんどん創られる。創られたものを受けることもできれば、それを創る側にもなれる。この授業は創る側になる、その一歩目だよ」

ということで、生徒も関心をもって取り組んでくれたかな??

プログラミングの授業は、(株)LIFE is Tech!さんの教材を使って。
近くの友だちと教え合ったり、見合ったりしながら、オリジナルのWebサイトを完成させました。

●スポーツ推進活動

火・木の夜と土日は、選手たちとの時間。
小国町の『バッサーレ阿蘇FC』に押しかけて、子どもたちのサッカー指導も行いました。

いやぁ、本当に楽しかった!!

これが“小国っ子”か~と感じたのは、ひと際人見知りが強いこと(笑)。
緊張をほぐすのに一苦労でしたが、受け入れてもらえて何よりでした。

地域に溶け込むことができたのは、この子たちのお陰というのが実は一番大きかったかもしれません。
ひょんなことから父兄の方々とも灼を交わして、親睦を深めることができました。

ありがとう〜!

未来づくり事業部の担当者としてスポーツ推進活動を進めていくと、個々のスポーツ活動間の交流が少なく、小国郷内でも情報が不足していることが分かり、それを取りまとめようと。

いつ、どこで、どんな競技が行われているのか。
スポーツ活動の現場にお邪魔して、活動情報と指導者の声を聞きました。

活動を進めていくと、実は小国郷の小・中学生が参加できるチームは34もあって、地域住民の方でも「こんな活動やってたんだ!」と驚くほど。

南小国・小国を合わせたスポーツ活動の一覧化はこれまでにはなかったので、今後の交流促進のための情報として活用してもらえたらと思います。

バッサーレ阿蘇の選手たちとは試合をたくさん重ねて、チームが強くなりました。
横断幕。かっこいい!

最後に

つらつらと書きましたが、短期間にこんなにいろいろな活動ができたのは、身近で支えてくれた方々のお陰。

会う人、会う人に「南小国にいろんな人が入ってきていて、嬉しいよ!」という声を頂き、来て良かったなと励みになりました。

南小国は挑戦を育んでくれる町でした。

今後は鹿児島を中心拠点に、スポーツチームのコミュニケーション面のサポート活動を行っていきます。

また、皆さんに報告できるような話題を持って、南小国にお邪魔しますね。

約半年間、ありがとうございました!!

皆さんから頂いた素敵な贈り物の数々。本当にありがとうございました。
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